日々のあれこれ

日々の暮らしの中で気になったことを書いておきます。

ゴッホ美術館

 蘭・アムステルダムゴッホ美術館が財政難に直面しているらしい。

 

 日本国内でも、2023年に国立科学博物館の運営費が足りないということで、クラウドファンディングを行ったことがあった。目標金額1億円で、9億を超える額が集まったと記憶している。

 一応、先進国を自認している国なのに、国立の博物館を維持する予算がまったく足りていないということに、半ば呆れたものであるが、こういったことは日本だけではなかったようで、他国でも、維持費を賄うために、いろいろ苦労されている施設の話題が、ぽつぽつ聞こえてくるようになった。

 

 が、しかし、「ゴッホ」である。

 美術館側の言い分では、政府からの資金提供が十分でないということらしいが、蘭政府は、同美術館に年間約1000万ドル(約14億7200万円)を支払っているという。施設の老朽化が進んでいるらしいが、「ゴッホ」のような人気画家であれば、美術館自体の収益だって相当にあるだろう。

 無尽蔵に資金が出てくるわけもなく、毎年1000万ドルの予算が付いていても足りないというのは、さすがにどうなのか?

 

 好みの問題もあるが、「ゴッホ」に年間1000万ドルを支払っているのなら、もう少し大事にしてもらってもいい絵画や芸術作品が、他にいくらでもありそうな気がする。

 

 ゴッホ財団は、『当財団は、ゴッホ美術館の建物・設備に対する必要な資金をめぐる問題を受け、ゴッホ作品の公開継続について深く憂慮している』という声明を出した。

 つまり、政府からの資金援助をさらに増やしてくれないのなら、美術館を閉鎖するということだ。随分と強気な態度である。

 生前、ほとんど絵が売れなかったゴッホ。残された遺産は、相当に金食い虫になってしまったようだ。