日々のあれこれ

日々の暮らしの中で気になったことを書いておきます。

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

DIC川村記念美術館

昨年8月に、ある意味唐突に閉館が発表されたDIC川村記念美術館。 今日が、その最終日だった。 結局のところ、アクティビストという名のハゲタカファンドに目を付けられてしまったという不運と、財団法人を設立するなりして経営を切り分けておけばよかったの…

狐狸庵先生の羊の歌

遠藤周作の、デビュー前に執筆した小説やエッセーを収めた未発表の自筆の冊子が見つかった、という。 遠藤周作が亡くなったのが1996年。遺族や親交のあった関係者により文学館の建設構想が進められ、複数の候補地の中から長崎県外海町が選ばれた。さらに同町…

ブルーノ・タウトに対する誤解

渡辺仁は名前さえも知らなかったが、ブルーノ・タウトの方は、名前と桂離宮をべた褒めしたことの2点だけは知っていた。 建築家としてのタウトに関しては、知識が無かった。 太平洋戦争を前にした不穏な時期にドイツから来日して、「二ホンの桂離宮、スバラシ…

渡辺仁について

旧日向家熱海別邸の本館の設計を担当したものの、熱海市のタウト推しのためか、いまいち微妙な扱いになっている渡辺仁。 と書いたものの、実は自分も聞いたことのない名前だった。 東博本館や銀座和光を設計しているということで、もっと知られていてもいい…

旧日向家熱海別邸

同行者に任せっきりだったため、今回の旅行は、訪問先に関して、全く予習無しの状態となった。 そんなわけで、旧日向家熱海別邸と言われても、さっぱり分からん、という感じだった。 「日向」というのは、明治から昭和時代を生きた大阪出身のアジア貿易商人…

熱海

3月某日、熱海に出かけた。 熱海。正直、熱海への旅行を誘われた時、なぜ熱海? という感想しかなかった。 熱海と言われて思いついたのが、温泉はいいとして、寛一お宮の『金色夜叉』で、昭和時代の畳敷き大広間宴会付きの社員旅行で、今や寂れてしまった観…