日々のあれこれ

日々の暮らしの中で気になったことを書いておきます。

サグラダ・ファミリア

ガウディの代表作、サグラダ・ファミリア教会。 完成するまで500年以上かかる、という説さえあったが、ついに主塔である「イエス・キリストの塔」が完成し、ガウディの没後100年の命日に合わせて、6月10日に、記念ミサが行われた。 建設開始から140年以上経…

雨の歌

今日で5月も終わり。明日からは6月である。 梅雨になる前に台風がやってきて、しかも秋の進路を辿る予報が出ているが、やはり温暖化とやらの影響なのだろうか? それでも6月は梅雨、雨の季節という認識は、そうそう簡単に変えられないのも事実だったりする…

求められるもの

5月26日の欧州株式市場で、フェラーリの株価が一時約8%安と急落した。同社初の完全EVモデル車のデザインが物議を醸している。 4ドア・5人乗りのEV車「ルーチェ」。インテリア設計に、アップルの元デザイン責任者であるジョニー・アイブ氏が起用されている。5…

消える建物と遺される建物

昨年に話題になっていた旧香川県立体育館。その後どうなったのかと思っていたら、結局、今年4月に解体工事着工となったという。 「体育館」としては失敗作だったらしい、とは聞いていたので(中央部の天井が低すぎて、バレーボールで天井にボールが当たって…

絵の贈り物

髙島野十郎という画家を知ったのは、たぶん、小林薫氏がナレーションを担当していた頃の『美の巨人たち』で取り上げられた回を見たのが最初だと思う。 その後も、自分にとって、気になる画家であり続けたが、知られざる「孤高の画家」、他の画家とは距離を置…

アポロとアルテミスとオリオン

アポロとアルテミスはギリシャ神話に登場する神で、ゼウスとレトの間に生まれた双子の兄妹である。 先日、無事成功した「アルテミスⅡ」は、米が出資する有人宇宙飛行(月面着陸)計画「アルテミス」の第2弾である。プロジェクト名は、半世紀前の「アポロ計画…

作品には罪は無い、とは言うけれど

小学館の一連の問題に関して、少し考えたことがあるので、書いておく。 小説家とか漫画家とか、そういった人たちの価値は、結局のところ、「面白い作品が創り出せるか」という点にあるのだと思う。作者自身の人格が優れているかどうかとかは、あまり意味が無…

教会の壁画とファンアート

ネットニュースで流れてきた話題ではあるが、ちょっといろいろ気になったので調べてみた。 それは、伊・ローマ中心部にあるサン・ロレンツォ・イン・ルチーナ聖堂で、修復されたフレスコ画の天使の顔が、ジョルジャ・メローニ首相に酷似しているとして物議を…

イチゴとクリスマスケーキとコンビニスイーツ

昨年のクリスマス前の時期、クリスマスケーキの材料が軒並み高騰化していて、町のケーキ屋さんが苦労しているといった内容のネット記事を読んだ覚えがある。 特にイチゴが不足していて、値段も上がっているという話だったはずである。 そして、年が明けて現…

失敗した時はどうするのか

『「夢を語っても人は動かない」サイバー藤田晋会長の「やる気の引き出し方」がぐうの音も出ない正論だった』というネット記事を読んだ。 だろうね、というのが、一読した時の感想である。 「絶対に成功してやる」よりも、「失敗できない」の方が、人を追い…

丙午

今週のお題「馬」 10日近くあったはずの年末年始の休みはあっという間に終わった。そして、松の内も終わる。まさか、午年の影響で時間が駆け抜けたわけではないだろうが、驚きではある。 そして今年はただの午年ではなく、丙午だったりする。 中国では北宋の…

虫愛ずる画家

『虫愛ずる姫君』という古典文学があることは知っていたが、実際に虫を好んで描いていた女性画家がいたことを、つい最近、知った。 17世紀、つまりは、日本では江戸時代の前期の頃に、独・フランクフルトに生まれた女性画家、マリア・シビラ・メーリアンであ…

ゲームと蝶

海外の某ネット箱庭ゲームを続けているが、常設のミニゲームとして「蝶々捕獲」がある。 蝶々を捕獲して、観察箱で一定時間観察し、その後、解放する、という流れになっているので、標本にしてしまうわけではない。昨今の環境保護的な配慮なのだろう。 日本…

超 国宝

残り2週間ほどで、大阪・関西万博が閉幕するらしい。 ガラケー使いの自分にとっては、参加資格すら無いイベントだったので、万博それ自体はそもそもどうでもよかった。まあ、イタリア館の充実ぶりに関しては、羨ましく思わなくも、否、かなり羨ましかったの…

9月も後半になって、日中はまだまだ暑いものの、今朝などは風が明らかに涼やかであった。待ちに待った秋の訪れである。 歩道の植栽からはリリリという虫の声。 もう蝉の声が聞こえてくることもない。 「今年の夏は蝉の声が聞こえてこない」という話題が出て…

ゴッホ美術館

蘭・アムステルダムのゴッホ美術館が財政難に直面しているらしい。 日本国内でも、2023年に国立科学博物館の運営費が足りないということで、クラウドファンディングを行ったことがあった。目標金額1億円で、9億を超える額が集まったと記憶している。 一応、…

熊と不法滞在者

日本人は、【カワイイもの】が好きである。 実は、日本人以外の人、欧米人たちだって、【カワイイもの】が好きなのだろう。ただ、何を【カワイイもの】と感じるか、が違うのだとは思う。 日本人も、欧米人も、共通して【カワイイもの】と認識しているものは…

女性画家

時間潰しにネット記事を漁っていると、たまに、なぜこのタイミングで? という記事に当たることがある。 8月14日配信の記事、ARTnews JAPANの『「偉大な女性芸術家」たち──ネッリら、再評価が進む12人の作品を一挙紹介』も、そうした記事の1つだ。 内容は、1…

ゲームと虫取りと蝶

夏真っ盛りであるが、夕方以降暗くなりはじめると、秋の虫の声が聞こえだすようになってきた。 真昼の時間帯の気温上昇は異常だが、早朝や夜間においては、ちゃんと季節の移り変わりが感じられるようで、少しホッとする。 虫の声を、それと認識できるのは日…

原民喜の遺書

洲之内徹のエッセイ『続 海辺の墓』には、原民喜、というか「原民喜の死んだ日」について書かれたくだりがある。 正確な年月もおぼつかなくなるほど、原が亡くなってから随分と時が経った後に書かれたエッセイではあるが、その日のことは、洲之内の中にずっ…

再び、ウナギの話

ウナギは、生まれた時点では性分化前の状態であり、成長の過程で雄か雌に分かれる“後天的な性決定”をする生き物と知られている。 実際のところ、ウナギの性別は長らく謎であった。あの精神分析学で有名なジークムント・フロイトは当初ウナギを研究をしていた…

ウナギの話

近所のスーパーの鮮魚コーナーに「土用の丑の日」の掲示が出されていた。 その割にウナギは並んでいなかったので、何でだろうか? と思ったら、ただの予告表示だった。今年の土用の丑の日は、7月19日と7月31日の2日。そう、2回あるのだ。 今年は稚魚のシラス…

ノストラダムスのジャムレシピ

なんでも、7月5日に大災害が起きるという内容の漫画が原因となって、日本旅行のキャンセルが相次ぎ、搭乗者数が急減した影響で、米子‐香港間および徳島‐香港間の国際定期便が、8月いっぱいで運航を休止することが決まったという。 ノストラダムスもビックリ…

撮影禁止は正しかった?

国内の美術館や博物館は撮影禁止というのが普通である。 一方で、海外の美術館や博物館では、比較的自由で、撮影も許可されているという。 最近は、日本でも撮影が許可される企画展が増えてきていて、個人的にはありがたいと思うが、今後は、この流れも変わ…

見えないもの

鴨居玲という画家を知ったのは、『美の巨人たち』で【1982年 私】が取り上げられた回を見た時だと思う。その後、どこでだったか、鴨居の恋人で写真家の富山栄美子氏が、鴨居の足跡を追ってパリやスペインを訪ねるというドキュメンタリーを見た記憶があるが、…

紙だからこそ

最近は、デジタル端末による「本」が増えてきている。そもそも、紙の原稿に手書きする作家よりも、パソコンで創作する作家の方が増えている。それどころかスマホで創作する作家さえいるらしい。 デジタルだからこそ編集が楽だったり、かさばらないという利点…

247億kmの彼方

1977年に打上げられた、NASAの無人宇宙探査機ボイジャー1号。 今、地球から247億kmの彼方、へびつかい座の方角の恒星間空間を航行中だという。 ボイジャー1号が、アンテナを常に地球に向けて通信できるようにするためには、姿勢制御が必要である。 機体の回…

ローソンの謎

ネットに、ローソンでS サイズのホットコーヒーを頼んだら、L と書かれたカップを渡されたので、『L じゃなくS です』と言ったら、店員から『それはLAWSON のL です』と返された、という内容の記事が出ていた。 自分は、コンビニでの会計の時に交通系IC カー…

ウェーサクの日とフラワームーン

最近、海外の記念日や海外での呼称などに関するネットニュースが目に付く。 へぇ~、で済ましてしまうことも多いのだが、引っ掛かりを感じてしまうこともある。【ウェーサクの日】という記念日も、その1つである。 【ウェーサクの日】というのは、釈迦の誕生…

リメイクとリブート

舞台演劇において、評判の良い演目が繰り返し上演・再演されることは、普通のことである。 例えば、東京の劇場で古代ギリシャ悲劇やシェイクスピア劇の演目が上演されたとしても、それ自体がことさら話題になったり、まして批判されるようなことは、まず無い…